作り方
1.下準備
花材はブーケのデザインに応じて切り分けます。
切り分けた花材はワイヤーをかけフローラルテープを巻いておきます。
花材を切り分ける
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枝分かれしている花は、1輪ずつ切り分けます。
花首から数センチ程度下のあたりでカットします。
質感が良い場合は、葉も花材として使えます。 -
この白いバラのような1輪咲きの花材も花首から数センチ程度下のあたりでカットします。
大輪系のバラは茎の針金も太いので切り分ける際には十分気をつけましょう。
ワイヤーをカットできる花ばさみがない場合は、ペンチで代用できます。 -
アイビーも適当な長さで切り分けます。大きい葉は1枚のみで切り分てもOKです。
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このような感じに切り分けます。
花と茎を簡単に分離できる花材
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画像の花材はホップですが、ホップは花だけでなく葉も切り分けて使うことができます。
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このホップは花首が茎に被せてあるタイプで、簡単に花と茎を分けることができます。赤い丸印のところが接続部です。
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拡大画像を見ると、茎の上に花首の部分が被せてあるのがわかります。
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このタイプ花材は、花を引っ張るだけで茎から抜けます。
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花と葉を切り分けたところです。
花にワイヤーをかける
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ワイヤーは花材をしっかり支えられる太さを選びます。
花径(直径)7cm程度のバラでは#22のワイヤーを使用しています。【ワイヤーのかけ方】
ワイヤーの中心を茎に添えます。 -
ワイヤーを茎にしっかりと数回巻き付けます。
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巻き付けていない方のワイヤーも茎に沿って下におろします。
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ワイヤーが花をしっかり支えているか確認しましょう。
花に対してワイヤーが細すぎると花がだらんと垂れ下がり、ワイヤーをかけた意味がありません。 -
ワイヤーがしっかり巻き付けられているか確認しましょう。 ワイヤーを引っ張ってみて、取れなければOKです。
ワイヤーが抜けて取れるようなら、もう一度新しいワイヤーをかけ直します。
※ワイヤーは基本的に再利用はしません(曲がったものは使いません)。
葉にワイヤーをかける
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葉にワイヤーをかけていきましょう。
画像はバラの5枚葉の一番上の葉です。
葉は緑色の地巻きワイヤーを使い、葉の裏側から中央の葉脈をまたぐようにワイヤーを通します。
画像は#26のワイヤーを使用しています。 -
ワイヤーを通したら葉枝に沿わせます。
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下におろしたワイヤーの一方を葉枝に巻き付けます。
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ワイヤーを何カ所かで葉枝に巻き付けます。
ワイヤーをかけた葉脈は自由に角度を変えられます。 -
アイビーも緑色の地巻きワイヤーを使うと、表に出ている部分が目立ちません。
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このような感じでワイヤーをかけます。
大きな葉、枝分かれした花にワイヤーをかける
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ホップ(画像左)とその葉(画像右)にワイヤーをかけます。
大きめの葉は、1枚単独でワイヤーをかけます。 -
葉には緑色の地巻きワイヤーを使います。
葉の裏側から中央の葉脈をまたぐようにワイヤーを通します。
画像は#26のワイヤーを使用しています。 -
ワイヤーを通したところです。
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中央の葉脈から茎に沿ってワイヤーを下におろします。
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下におろしたワイヤーの一方を茎に数回巻き付けます。
茎に対して90度に折り曲げてから巻くときれいに巻き付けられます。 -
花材と同じ緑色の地巻きワイヤーを使うと、表に出ているワイヤーも目立ちません。
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ホップも緑色の地巻きワイヤーを使います。
画像は#24のワイヤーを使用しています。
枝分かれしている部分にワイヤーをかけます。 -
茎に沿ってワイヤーを下におろします。
下におろしたワイヤーの一方を茎に数回巻き付けます。
茎に対して90度に折り曲げてから巻くときれいに巻き付けられます。 -
ワイヤーはしっかりと巻きつけましょう。
花材にテープを巻く
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ワイヤーをかけたらフローラルテープを巻きます。
ワイヤーを巻き初めた部分にフローラルテープをあてます。 -
フローラルテープは伸ばしながら斜め下に向けて巻き、花材はテープと反対方向に回転させます。
※フローラルテープは伸ばすことで粘着性が出ます。 -
茎の下の方までフローラルテープを巻きます。
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花材にフローラルテープを巻きます。