作り方
アーティフィシャルフラワーを使ったワイヤリングブーケの作り方をご紹介します。
デザイン
ブーケの形を決める
初めに、ドレスの形や色、ブーケを持つ場面(挙式、披露宴、2次会など)を考慮に入れて、どんなデザインのブーケを作るか決めましょう。
ウエディング関係の情報誌やウェブサイトなどで、作りたいブーケのイメージを探すと良いと思います。
作りたいブーケのイメージに合わせて実際に作るブーケの形と色を決めていきましょう。
ブーケの形で代表的なものは、ラウンド(丸い形)、キャスケード(縦長で流れようなる形)、オーバル(楕円形)、クレッセント(三日月型)などがあります。
また、バッグの形をしたバッグブーケ、リースの形をしたリースブーケ、球体にリボン(取っ手)をつけたボールブーケ、籐などのバスケットにアレンジしたバスケットブーケなどもあります。
その他、フリースタイルと言って、丸、楕円などの形にとらわれないデザインもありますので、仕上がったときに「素敵!」と思える作品なら形にとらわれなくてもOKですよ。
フラワーデザインを習ったことがないという初心者の方におすすめなのは、丸い形の「ラウンド」です。 大きめの花(大輪のバラ等)をメインに使うと比較的簡単に作ることができます。
例えば、挙式では白のブーケ、お色直しでドレスに合わせたブーケ、2次会では可愛らしいブーケという感じにブーケを場面に応じて使い分け、お色直しや2次会で使うブーケを手作りするというのも良いかもしれませんね。
また、レストランウェディングなどのカジュアルスタイルの結婚披露パーティでは、ブーケは1つだけにし、最後にブーケトス(ブーケプルズ)をしてプレゼントするというのもいいでしょう。
頂いたゲストにとっても良い記念になりますね。
お友達などに手作りブーケをプレゼントする場合は、本人の希望する形、色、どの場面で使うのか、前もって相談しておく方が良いと思います。
花材を選ぶ
作りたいブーケの形と色が決まったら花材を選びましょう。
メインの花、メインを引き立てる花、葉ものを用意しますが、実際にお店に行くと花の種類が多すぎて目移りしまうかもしれませんね。
まずはメインの花を決めましょう。
メインの花を決めかねている場合は、バラがおすすめです。
花材は花の種類、色や形だけでなく、質感にもこだわりましょう。
Point!安っぽい花材ではなく、質の良い花材を使うと仕上がりも格段に良くなります。
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左側のピンク色のバラは、1本に花径7~11cmの花が2輪とつぼみがついています(定価1本840円)。
右側の白いバラはインテリアショップで見つけました!!
フリルが可愛らしく一目惚れしました。
なんと1本(1輪)400円という安さです。 -
花径(直径)7cm前後の大輪系を使うと、使用する花の数も少なく組み立ても簡単です。
画像のブーケは、上の画像のバラを7輪とアイビーのみを使用していますが、花材の持つ質感によりエレガントな仕上がりになりました。